【資料】老人党(関口安弘氏)の設立主旨、理念

関口安弘氏は2010年参院選東京選挙区に「姫治けんじ」名で立候補して以来、参院選東京都知事選、江戸川区長選に出馬してきた候補だ。選挙によって名前を使い分けるなどのわからないところもあるが、直接お目にかかれば温厚で丁寧に人と接する紳士である。

政策はさまざまだが、憲法改正への思いはつよい。氏は不定期に地元・江戸川区の公民館などで自らの主張を訴える場をもうけているが、そこでも憲法に関する話をするのがつねだ。よく参加者に意見を尋ね、そのたびに私の答えは「現実的に難しい」と評される。分別がないということなのだろう。

ある種の選挙候補にみられることだが、氏はしばしば自らの政治団体の名称を替える。最初の選挙では「平和党核兵器廃絶平和運動」を名乗っていたが、その後は「地球平和党」、「民主主義と自由を守る連合」と転じた(詳しくは関口氏と親しいマーク・ウィテカーさん[@tefsk]のツイートをご覧いただきたい)。地球平和党時代にはホームページのなかに「財政再建党」なるもののページもあった。

2020年東京都知事選に無所属で出馬された折、投開票前日の演説に足を運ぶと「老人党(シルバークラブ)」という団体の「設立主旨」や「活動理念」などをみせていただいた。氏がご病気をされたあとに参加したという、葛西臨海公園のごみ拾いのボランティアと組んでいるらしい。かつての地球平和党について訊くと「現実的ではなかった」と評価されていた。

老人党、といってなだいなだや「41歳寿命説」の西丸震哉らが浮かぶ人はあろうが、どうも関口老人党の資料はネット上に乏しいようだ。氏の温和な人柄を思い起こしつつ、写した画像を紹介したい。

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老人党について説明する関口安弘氏(2020年7月4日、JR新宿駅南口)